horten研究所

うぃーつい徹夜しちまった。
あ？うまくいてるかって？？

おぅ、万事上々ヌカリなくってやつだ。
「エーピーシーユニット」が完成したぜぇ。

ドコのどいつのかはしらねぇが、呆れたドデカカンヅメがあってぇよぉ、そいつを使うことにしたわけよ。

やたらとガンジョウなシロモンだからよぉ、装甲室にはもってこいってわけだが、いってぇ何のカンヅメよ？

あ、カニ缶？？んなわけあるけぇ・・・蟹じゃなくてカニフィックス？？へぇ～そいつはゴウキな野郎もいたもんだ、だがよぉそれくらいねぇと理屈にあわねぇよなぁ。

おぅ、そんなこたぁどうでもええのよ。
とにかくコイツを、タキャクホコウモジュールにのせりゃぁこれでも十分役にたつが、丸腰ってわけにゃいかねぇだろ？。
大体暴れしたくて仕方がねぇ野郎どもが、ノシノシ歩くだけで満足するわけがねぇからな。

この上にウェポンタワーをこしらえて、どでけぇガンやらロキットやら、杭打ち機やらわんさか乗っけるツモリヨ。

”タキャクホコウモジュール”も改造したぜぇ。

でっけーガンを乗っけるにゃぁ踏ん張りが利かなくちゃなんねぇからな。

あとよぉ、セイギョユニットもばっちりよ。

一応中のヤロウがやられねぇように鉄板で覆ってやったらよ、乗ったままとじこめちまてよぉ。

「エーピーシーユニット」と繋げてやったら、野郎暑さでノビちまてるじゃねぇか。
まったく引っ張り出すのにえれぇくろうしたぜ。
穴あけるのにバーナでちぃとばかり炙っちまったからな。

どうでぇ、ナカナカおっかねぇ面構えだろうが、えぇ？

近寄ってきたフザケタ野郎をブチのめすためによぉ、ビッグシュータを二つばかし付けてやったのよ。

あいにくと、ぶっとい銃身がみあたらねぇんで、一番ぶっといクルート野郎のライフルを引っ張り出してきたんだが、コイツにただのシュータってのは不釣合いだ、いただけねぇ。

でよ、ひと思案してたらよ”ゲルリッヒリロン”を思い出したのよ。
なるほど、それなら鉄砲の先が細え方が都合がいいじゃねぇかってな。

小難しい理屈はググレカスってやつだ、まぁ普通はシュータなんぞにはつかわねぇ仕組みなんだが、背に腹はかえられねぇや。こういうもんはフィーリング第一がORKメックだからよぉ。

ちいせぇ制御ユニットだが、歩行、シュータのカキカンセイ何でもばっちりよ。
シュータはドライバーがツインリンクで撃つこともできるがぁ、１丁づつちいせぇグレッチンに撃たせることだってできるんだぜぃ？まぁそうしとかねぇと、グレッチンをツマミ食いしやがる野郎もいるからよぉ。

おう、そうそうコイツを見やがれってんだ、エーピーシーユニットのアサルトハッチよ。
特別でかくて頑丈な代物にしてやったぜ。

ヤロウドモが２~３人ずつまとめて飛び出せるしよぉ、キラーカンやらメガアーマーも楽々よ。

開くと内側を階段にしてあるんでぇ乗り降りもラクラクってすんぽうでよぉ、いたれりつくせりの逸品ってわけよ。
いやな、最初は飛び降りさしたんだがよ、３人おっちんだところでこいつはウマクねぇと思ったんでよ、ちいとばかし気を利かしてやったってワケだ。

ハッチはゴルク様だかモルク様だかの口から飛び出す風に作ってやったぜぇ。

こいつにじかんがかかってよぉ、そいでてつやってわけよ。
どうでぇ、イカスだろうが。
あ、もっとあたり障りのねぇ形にすりゃぁいいじゃねぇかって？

バカヤロウ、取りあえず使えるように作るぐれぇの仕事なんざ、そこいらの凡百メックでもできるのよ。

やりてぇと閃いた時にはよ、意味があるなしなんざ関係なく思ったとおりに作っちまうのが本当のBigメックってもんなんだぜ？おぅそうよ、理屈ってなぁ後でなんとでもなるモンだからよぉ。

おーっと、つい油を売っちまった。
オレ様は忙しいのよ。
デスキャノンの砲身もあさらにゃならねぇし、てっぺんにどーんとオマツリする、ゴルク様だかモルク様だかのご神体もこさえにゃならねぇ。

まー順調だからよぉ、次の戦では派手に暴れてやろうじゃねぇか、なぁ兄弟。